皆様の援助先 2016年5月

申請1 シスター牧野 マダガスカル

アベマリア産院のミルク支援

 

1月からミルク代がまた高くなり、方々から費用を集めましてやっと4月一杯までのミルクを確保されておられるご様子である。
毎年、申請額が増加し申し訳なく思うが税関の関係で高くならざるをえない。
年末は金額的に少し厳しかったため、今年は多く申請させていただく。

「子どもたちは元気に大きくなり、口蓋裂、口唇裂の手術も今年20人の子供が受けることができ、親の喜びも大変でした。私たちたくさんのじゃがいもと人参をもらいました。修道院から借用しましたお金を返したつもりでおります。本当にじゃがいも代や人参代になりそうなほど毎日頂きました。
今年はもう少し赤ちゃんの数を減少させたいと思っていますが、家庭訪問ができなくなったので(老化は困りますね),体重の増加によって見ていくことにしました。どうぞよろしくお願い申し上げます。皆様のご賛同を頂けますようお祈りしながら。」

 

決定 新生児~6か月児、6か月~12か月児用ミルク代


申請2 シスター黒田 パキスタン

 

聖ラファエル病院は“貧しい人々に連帯し、安全かつ自然分娩推進”にめざめ、病院全体で独自のミッションを目指して奔走した3年で、相応の病院とみなされるようになり、国からの3か月に及ぶ調査を経て2015年8月に国家認定病院として登録された。金儲けのドクター、帝王切開の蔓延の現状にあって、貧しい人々に連帯し、自然分娩を促進することが聖ラファエル病院の特殊性として評価されたが、それ以後定期的に監査が義務付けられた。最初は複雑な事に巻き込まれる事にならないかと警戒していたが、6か月の経験を通して、私たちの病院がパキスタンの人々への正しいミッションとして発展するために、大切で有意義な指示を出している、と理解できるようになった。

現時点で、①創立以来、聖ラファエル病院は検査室と薬局が何の改善もされておらず、刷新の必要がある。(病院としては当然のことだが、今までは破産直前の病院、という状況であったため余裕がなかった。)②現在までの薬局は入院患者の医療、看護に必要な薬品類だけナースステーションに供給しているが、外来患者の処方箋は外部薬局で患者自身が購入しているが、昨年から薬剤師FMMシスターが病院に赴任したこともあり、今後は聖ラファエル病院内に薬局を新設するよう勧告を受けた。③2012年までの病院不況下の折に患者コストの値上げをした結果、高価な病院、として知られるようになり貧しい人々が少し離れていった。チャリティーサービスやアウトリーチ活動で、一生けんめい回復中だが、なお一歩、貧しい人々のために外来診察を新設したく、一人の産婦人科医と交渉中です。このプランを成功させる試の期間(3-5か月)のドクターとスタッフの支払いの責任をもって、成功させたいと考え申請させていただくこととした。
その後、担当シスターと4か所の病院を見学し、具体的に研究を重ね、また、国からの当病院監査員からもアドバイスを求め、熟考した上、病院委員会で次のように今回の申請を決定致した。

当病院は最初の国からの視察の時から〔Infection Control〕:〔院内感染管理〕が課題となっている。 古いセメント床をタイル張りにする必要を指示されてきたが、今回の刷新プランについて、監査員から将来ラファエル病院にとって床の刷新は必須条件となるので、刷新プランの、手術・分娩棟、検査棟、薬局は全面的にタイル床にするのが賢明であると指示された。将来に向けて国の方針に従いたいと思い、たとえ不足分は病院が請け負うことになったとしても完全な刷新工事がされる方が良いと決断した。

このプロジェクトは私の聖ラファエル病院での最後の仕事となると思われる。昨年新しい病院院長が着任していらい、彼女の手腕と理解力、また良い人間関係でミッションは今、チームで進歩している。

 

決定

1)聖ラファエル病院の床の張替
2)貧しい人々の為の外来診察プラン設定:期間3か月(ドクターとナースのサラリー)

 


申請3 佐藤神父 フィリピン

フランシスコ会海外宣教委員会事務局 阿部神父より

 

2015年度に「フィリピン・フランシスカン・デフセンター」のために貴会よりご支援いただき、センターを通じで学ぶ聾者の生徒・学生が小学校、高等学校、大学で学ぶことができましたことを御礼申し上げます。

2016年のために作成された申請内容について精査した結果、今年度も貴会へ助成金の申請が必要と判断し、今年度も児童、生徒の奨学金およびや継続学習および職業訓練のための機材について援助申請をお願いいたします。

私ども、フランシスコ会海外宣教委員会事務局(略称海外宣教事務局)では、毎年現地を訪問し監査いたしますが、奨学金受給の基準である一定の成績を維持するために児童、生徒たちはハンデキャップを克服し進級・卒業試験に合格し、助成金の収支内容も健全でありました。しかし、進級、進学し勉学を継続する児童、生徒保護者のための手話教育、入学前児童の手話教育のため、教材や機材が慢性的に足りない状況です。毎年、ご援助いただき申し訳なく感じますが、今年も引き続き助成金を申請する次第です。

アシジの聖フランシス・デフ・センター
当会は、フィリピン国における聾教育の向上を目指し、聾あ者教師及びフィリピン手話インストラクターの養成、また手話通訳者及びろう教育に携わる聴者教師の養成、更には、特に教育機会に恵まれない地域に養成された会員を派遣し、教育の機会を与え、ろうあ者の信仰共同体の設立を目指す活動をしているろうあ者・聴者の共同生活をする団体である。また教育・信仰(ミサにおける手話通訳)分野で言語としてのフィリピン手話の使用に努めていることも、新たな挑戦であり、当会の特徴である。

1. 申請責任者名及び肩書:
佐藤 宝倉(さとう ほうぞう):PSFADC PRESIDENT,
カトリック司祭・フランシスコ会フィリピン管区所属

2. 沿革と歴史:
当会は、1990年来フィリピンでNGO活動をしてきた佐藤が2000-2001年の準備期間 (マニラ市聖ラサール大学ビニール校で教えた)を経て、2002年7月に再来比し、2003年1月1日に正式発足した。現在、マニラ市(本部・事務所)及びカルバヨグ市に聾者共同体を有している。2004年12月には、SEC登録を済ませた。通常は、マニラにて聾者のリーダー養成及び手話・英語の教育、また聴者の手話通訳養成をし、佐藤自身は依頼によってケソン市の聖ヨゼフ教会で同教会聾唖者信徒のために月に1回フィリピン手話によるミサを捧げ、奉仕している。
カルバヨグ市に関しては、次の通りである。1995年、フィリピン国、ウェスタン・サマール州、カルバヨグ市パイロット小学校内に聾学が併設されたが、2000年、佐藤(PSFADC会員)が同市クライスト・ザ・キング(CKC)大学を基点に聾者共同体の設立を呼びかけたところ、地元の最大の要望は高校設立であることを知り、多くの方々のご協力をいただいて、2004年、当会がCKC大学構内に聾者のための高等学校(Christ The King College School For The Deaf)校舎を新設し、開校した。当会はその校舎をCKCに寄付し、当会が聾教育部を担当するという覚書を交換した。尚、佐藤はフランシスコ会会員であり、CKC大学は同会が経営する大学である。
2011年、当会の養成を7年間受けた3名の教諭が上記の学校に移り、当会が設立した聾教育部を担当している。聾教育部は、小学部と高等部からなっている。幼児部については、当デフ・センター(カライマン地区)において聾唖者補助教員1名とソーシャルワーカーが担当していた識字教育のクラスを閉じ、2012年はCKCに幼稚部を復活した。
また同年、7月カルバヨグ・デフ・センター(カライマン地区)はDSWD(保健省)より「通所型の適正な施設」としての認定書を交付された。当初、聾唖者の寮として開設した同センターであるが、「聾唖者共同体を作る」という当初の目的は達成され、当会を通じ通学のための交通費が支給されていることもあり、通所型の聾唖者の教育・社会的適応ための聾唖者センター兼聾教育者の寮として運営されている。

ここで、現在の私どものスタッフを紹介する。
スタッフ:
 教 師 1名(聴者)
 補助教員 2名(ろうあ者2名)
 幼児部補助教員 2名(ろうあ者2名:カルバヨグ及びサンタ・テレシータ)
 ソーシャルワーカー 1名
 デフ・センター用務員 3名
 手話通訳者(大学での受講のため)1名(聴者、マニラ市)
 会計担当 1名(聴者、マニラ市)
 法律顧問 1名(聴者、タクロバン市)
 監 査 1名(聴者、タクロバン市)
 司 祭 1名

 

決定

1) コンピューター指導者の派遣(年3回):ろうあ者又は手話の堪能な指導者をマニラから招聘する際の、旅費・宿泊費・謝礼など一年分。
去年からの継続で今年も職業訓練をデフ・センターで実施する予定である。
具体的な職業訓練指導の種類は、今年から翌年1月にかけて高卒・大卒のろうあ者の意識調査をし、その結果を翌年2月の理事会で話し合う。継続中のものは、2013年度にJOMASより設置していただいたコンピューター・ラボと2014年、2015年度申請した機材を使用し、コンピューターの指導を行い、文章タイプなどの仕事をCKCと共に協力にして行っていくことを計画している。
目的: 一定の教育課程を卒業しても、就職が困難と言うのが現状である。何とか、少しでも職種を広げて、ろうあ者が社会に寄与できる機会を作っていくため。

2) カルバヨグ市ろうあ者に対する奨学金
奨学生の人数と内容:2016~2017年 予想される被支援者(ろうあ者)数:
 幼児部 5名(ろうあ者:カルバヨグ市)
 小学生 12名(ろうあ者:カルバヨグ市)
 高校生 17名(ろうあ者:カルバヨグ市)
 大学在籍 5名 (ろうあ者:カルバヨグ出身者及び他都市から)
 *以上、39名の奨学金が必要となる見通しである。
 *就学援助金を受けている学生には、学費及び学用品のみならず、必要に応じて交通費が支給され、経済的理由によっては制服や昼食などの給付もある。

 

申請4 シスター立石 ボリビア

 

長引く熊本大地震の災害、惨事に全国の皆さんが、不安や心配で大変な日々をお過ごしのこと存じます。オガールの子供たち職員一同、皆様と心を合わせて、地震の一日も早い落ち着きと、被災地の方々が恐怖や不安から、解放され平常の生活が、皆様に戻るようお祈りしています。

オガール・ファティマ 職員給料の支援・ミルク代
2015年度は2人分の給料をご支援して頂き、心から感謝する。
今年は昨年より県や市の経済状況が厳しく、県から支給して貰っていた契約者7人分が、「予算がないから」の一言で支給停止になった。赤ちゃんや幼児の養育には、保母の人数が多く必要な事、特に病人の介護には2倍の保母を、雇用しなくてはならないなど何回も役所へ足を運んで交渉したが、何時も「予算がないから、来年は状況が回復するでしょう。その時また支援します。」という無責任な答えしかない。
今年は5月1日のメーデーを前に、給料アップについて、最近ようやく労働者と政府の合意が成立し、4~5%のアップに落ち着く見通しとなった。確定の数値が発表されるは4月末日になると思われる。(注:その後、実際は8%アップとなった)
年々天井しらずの給料アップと、県や市の支援給料が打ち切られるのでは、諸外国の善意の方々からの寄付金に頼るオガール運営は、今後とても憂慮される。私たち修道会もその対策として、乳幼児の収容人数と職員を減少する事を考えた。しかしその場合、職員解雇に必要な多額の費用と、複雑な問題に時間がかることが予想される。今はどんな方法で縮小して行けるか考慮、調査中である。例え縮小出来たとしても、もともと給料の約2割は外国寄付金に頼っているため、今後もご支援をお願しなければならない。

このような状況のため、甚だ厚かましいお願となるが、今年は3人分の給料のご支援を、申請させて頂きたい。

決定 A . オガール・フアティマの職員給与1年分

 

昨年ミルク代として頂いた金額を今年も申請するが、今年は一部を一人の職員の給与として使い、残りの金額をミルク代としたい。 今年に入ってから、県や有志ある方々から国産のミルクを頂き、ミルクそのものはそれでまかなえそうだからである。
常に暖かいご理解や、優しい愛情で幼い子供たちを、見守って下さるJOMASの皆様に何とぞ寛大なご検討を宜しくお願い致したい。

決定 B. オガール・ファティマ ミルク代

 

申請5 シスター景山 フィリピン

バコロド市の貧しい子供たちへの奨学金

 

昨年のカレッジ卒業生6名は全員雇用され、家族へ仕送りできるようになっている。
2016-2017年度は、カレッジの生徒、高校生、小学生に対し奨学金を出したい。カレッジ生に関しては、資格をとることが彼らの就職、さらに家庭への仕送りも可能になることから、もしも財政的に可能であればさらに人数を増やしたいと思っている。
また本年も奨学生の養成およびトレーニングセミナーを開催する予定である。

申請内容:2016〜2017年度
1、奨学金
A. 小学生(15名)制服,学校靴、学用品、入学金、雑貨、交通費
B. 高校生(25名)制服,学校靴、学用品、入学金、雑貨、交通費
C. カレッジ生(35名)制服,学校靴、学用品、入学金、雑貨、交通費

2、奨学生の養成およびトレーニングセミナー
A. 価値観養成セミナー(3セッショッン)
食費、交通費、資料代、講師謝礼、場所代
B. 技術取得セミナー費用(3セッション)
食費,交通費、資料代、講師謝礼,場所代

決定 奨学金および奨学生の養成・トレーニングセミナー支援