援助先からの手紙

2018年9月 フィリピンからのお便り

フィリピンの阿部神父よりお便りをいただきました。

サマール島カルバイヨグ市フランシスカン・デフセンターの訪問記です。

JOMASでは毎年5月に支援を行っています。ぜひご覧ください。

8月25日から31日まで、フイリピン サマール島のカルバイヨグ市内のフランシスカン・デフセンター(聾者の教育センター)を監査と視察のため訪問しました。

 

JOMASから毎年奨学金の助成を受けているため、授業料の支払いや生徒の進級などを確認し、奨学金授与の感謝ミサと保護者会との集まりに参加し、授業の様子を視察しました。

生徒たちは、市内にあるクライストキングカレッジ附属高校や小学校の聾クラスに通学していますが、今年も無事進級しています。

今年の新入生も親元を離れてセンターから通学していますが、仲間がいるのでホー ムシックも乗り越えられそうです。やはり、センターで予習、復習ができ、親元から離れても食事等の配慮があるので、 スタッフの助けやアドバイスも大きな力になっています。

センターのスタッフの中に、センターから進学して教員になっている卒業生もいるため 、最近はスタッフも育っています。

 

毎年、訪問するたびに設備やプログラムが良くなっていますが、人材が育っているこ と、卒業後の職業訓練も充実してきているのを観られたことが大きな収穫でした。

フランシスコ会海外宣教委員会

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