援助先からの手紙

2014年9月 マダガスカルからのお便り

マダガスカルのシスター牧野からお便りが届きました。

二ヶ月の休暇もあと幾日かとなりました。
今、JOMASとアベマリアの長いおつきあいを顧みますと、もう三十年余りの長い年月が過ぎ、その長い間どれほどのご援助を頂いてまいりましたことか、驚いております。

私がシスター遠藤の後を継ぎ、二十一年が過ぎました。
アベマリア産院には外科、小児科もでき、レントゲンにエコグラフィと新しい医療も行うことができるようになりました。シスター遠藤が長い間願っていた手術室ができ、産科も病院と呼ぶことができるようになり、たくさんの人々を助けております。
その進歩ができたのは、JOMASの皆々様の長い間のご援助と寛大な愛を頂いたおかげです。
本当に毎回お願いする時、神様のお恵みもたくさん頂きましたことを感謝しています。

その上、今は昭和大学のご援助で口唇裂口蓋裂の子どもたちが無料で手術を受けることができ、親と子の大きな喜びになっております。マダガスカルでできなかった口蓋裂の手術が受けられ、食事も話すこともまずまず人並みになり、その喜びは大変なものでございます。

ミルクの援助を受けていますたくさんの子供も大きくなり、成人になり、時々感謝のためにじゃがいもや人参を山のように持ってきてくれます。
栄養不良の子供も太って大きくなり、元気に通学している子供もたくさんおります。
日本では見た事も無いような、痩せて垢だらけの子供も、太り清潔になり、母親のところに帰っていくことができ、ミルクのご援助がなければ助からない赤ちゃんが大きくなるたびに、感謝と共に大きな喜びを頂いております。
でも、生活苦のためにミルクを売ることがあるので、気をつけなければならないのは悲しいことです。
体重の増加が二ヶ月しても見られない時には中止してしまいますので心が痛みますが、やはり子供のことをしばらく母親に考えさせます。

色々なことがありながら、今日まで進歩してまいりましたのは、ただただ皆様からのご援助があってできたことを心から感謝しております。ありがとうございました。
外科の手術や治療も日ごとに数が増し、帝王切開の手術も色々なところから送られてくる人や、里帰りの分娩でタナナリブ、フェナランツと大都市から来る人も増 し、多い月では28人もあるようになり、忙しい毎日ですが、嬉しいこともある日々を送れるようになりましたことを感謝しています。
血液検査も多くの種類のものができるよういなり、治療面も進歩しました。
全てご援助のたまものでございます。
感謝!